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臼杵市議会3月定例会報告:中学校の部活動を地域と共に充実させていく取り組みについて

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ソメイヨシノも開花しましたね。

臼杵市議会では3月定例会が開かれています。その内容を少しずつ紹介しますね。

 

私の一般質問の一つ『中学校の部活動を地域と共に充実させていく取り組みについて』は以下のようなやりとりでした。

 

【質問の背景】

生徒数の減少などから、部活動のあり方や改革の必要性が問われ続けている。(先生方の長時間労働の原因になっていること、経験がない分野の指導を任されることが精神的な負担になっているといった声。生徒や保護者からの、希望の部活動がない、選択肢が少ないといった声など)

昨年9月文部科学省は "令和5年から段階的に休日の部活動を地域移行していく"という案を出しました。

子どもたちにとって望ましい部活動の環境をどう整えていくのか、質問しました。

 

【お答え】

10年前に比べ、市内5中学校で10種目の部活動が廃部になっている。複数の学校で合同チームを作るなどの工夫をしている現状。

現在21名の外部指導者が支援してくださっている。ほか2名の部活動指導員が会計年度任用職員として雇用されており休日の対外試合の引率など、教員の負担を軽くする取り組みとなっている。(人材確保には苦慮している)

学校・地域・保護者で組織されている「学校運営協議会」において、学校や生徒の要望と地域人材をつなぎ情報を共有してより良い環境を整えたい。

現在「拠点型運動部活動」の取り組みを試行的に進めている。

 

 

【これから目指す方向として思うこと】

  • そもそも部活動は「生徒の自主的・自発的な活動」(学習指導要領)とされています。生徒が進んで活動計画を作成するなど主体的に取り組むことができるような活動が理想。生徒の多様なニ-ズに応えられるよう、週に数回程度の楽しむ・親しむことが目的の部活動があってもいいのではないかと思います。

  • 学校でも家でもない、部活動は、さまざまな学びの場としても、居場所としても重要なものであると思います。今後を見据えた部活動のあり方として、地域社会とつながる取り組みがますます大切になってくると思います。