大分県庁にて「防災士キャリアアップ研修 」を受講しました。
マイタイムラインや避難行動訓練を体験。
EVAG(避難行動訓練のツ-ル)では、カ-ドに書かれてある人物になりきって避難行動を決めていきます。(ちなみにわたしは車椅子の弟と2人で自宅にいる15歳中学生役)。
さまざまな背景を持つ人物を想定することで、災害時における不安や困り、少数派への配慮ない対応などが見えてきます。
例えば、課題として見えてきたこと。
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「妊婦や赤ちゃん連れの母親は避難所への避難を躊躇してしまう」
→解決方法:赤ちゃんの夜泣き、授乳、妊婦のつわりなど配慮が必要。母子専用のスペースがあると安心。避難所における駐車場の確保も必要。
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「ペットを置いては避難できない、という人がいる」
→解決方法:ペットを連れていける避難所を前もって確認しておく。台風などであれば前もってペットホテル等に預かってもらう、etcといった話し合いをして参加者どうしで共有しました。
最終的には、
○地域(近隣)に暮らす人々のことを理解し、災害時に助け合える関係性づくりが必要。
というよくある結論にたどり着くのです。(言葉にすれば簡単なことですがそのためにどうすればいいのか、という問いにはなかなか答えがありません😅)
学んだことを地域の防災研修や女性防災士会の活動に活かしていきたいです。
研修をお考えの方はお声かけください。