9月30日臼杵市議会9月定例会が閉会しました。
各委員長報告に伴う質疑・討論・採決などのほか、議員提出議案「臼杵市感染予防等に関する条例の制定について」と、決議案「若林純一議員に対する議員辞職勧告決議」の2つの議案が追加で出されました。
わたしはどちらも賛成に立ちました。
①追加議案のうち条例案について報告します。
2人の議員から質疑があり提出議員より説明がありました。
Q: すでに定着しているマスク着用等を今のタイミングで条例にするのはなぜか?
A:少し落ちついたようにみえる新型コロナ感染症ですが、
冬に向けて早くも次の波への懸念も示されており、改めて感染予防を
再認識し啓発を促すために早急に出す。
Q:罰則はあるのか?
A: 罰則はない。
Q:市民にパブリックコメントを求めないのか?
A:通常の条例なら市民に意見等を求めて十分な検討期間を持つものであるが、
この条例はH27年3月に出された「新型インフルエンザ等対策行動計画」から
抽出された項目から成るので特にパブリックコメントは求めない。
- 新しい内容としては、議会の責務を明確に示した第2条「市及び議会は、感染症等の正しい情報の収集及び普及並びにマスクの着用手洗い、うがい、ゼ密等感染予防に係る意識の啓発等、この条例の目的を達成するために必要な施策を推進しなければならない」。
以上のような質疑の後、退席議員2人を除く賛成議員多数で「臼杵市予防等に関する条例」の制定が決しました。
条例の目的は名前の通り感染予防ではありますが、他人に対してのいわれなき誹謗中傷、差別や偏見を広げるようなうわさ話などを禁止すると同時に、マスク着用やワクチン接種ができない人などへの配慮をうながすことも記しています。
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