【追加議案の報告②】
9月30日臼杵市議会9月定例会最終日には各委員長報告とそれに伴う質疑・討論・採決などに加え、議員提出議案「臼杵市感染予防等に関する条例の制定について」と、決議案「若林純一議員に対する議員辞職勧告決議」の2つの議案が追加で出されました。
若林議員への決議案については、退席議員1人、議長、本人を除く15人全員の賛成で決し議長から辞職勧告が述べられました。
マスクを理由に一議員を排除するのか、という声も聞きますがそうではありません。
決議文の中で伝えているのは、「会議規則や議会の申し合わせ事項を守った上での活動や言論をお願いします」という趣旨が主です。
マスクやワクチンについては、それぞれに考え方の違いや身体的精神的な特性などがあるので、それを主張する自由は確保されて当然だとわたしはおもっています。
マスクについていえば、9月議会の前に厚労省の感染症対策で示されている通りに着用のルールを定めました。
もし若林議員がこのルールをどうしても守れない理由があるのなら、それを主張してもらってまずはルールを変えるところから始めてもらわないと議事の進行が滞ります。
そもそもルールを定める目的は「感染予防しながら議事を進行すること」 なので、もしマスクがどうしてもきついようなら代替の方法を話し合い、目的を達成することもできたのではないかと残念に感じています。
そもそも多様な意見を話し合いのテ-ブルにのせて、自由で活発な意見交換をしつつ、価値観や意見が異なる時にこそ十分に話し合いながら市のためになる着地点を探すことは議会の役割です。(議会内のルールはむしろそのためにあるので守らねばならぬ)
日頃からそのように、例えば一見、異端にみえる意見も除かずむしろ包括しながらていねいに話し合うというような土壌を耕しておくことが大切だと実感しました。
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