臼杵商工会議所ホ-ルで行われたバトン勉強会「重度の障がいがある人と地域で共に暮らす」に参加しました。
講師は、重い障がいがある人の地域生活拠点「青葉園」の設立に関わり西宮市独自の制度の中で施設の運営に携わってきた清水明彦さん。
「生活拠点っていうのはですね・・・ 一人ひとりの存在の値打ちが社会のなかで立ち上がる場です」ということばがまず心に響きました。
本人と支援者が共に作り出していく「活動」の中で一人ひとりの「物語」が生まれてくる、と。
本人(生活主体者)を中心に活動を展開すると使うことばも変わってくる。例えば、サービス利用計画ではなく「本人中心支援計画」。
共生とは文字通り、ともに「生きる」こと=自己を十分に実現できる場を持ちいきいきと暮らしていくこと。
本人と支援者が共にこころをふるわせながらその人らしく生きていく日常こそが、地域を変革していく力になり、真の共生のまちを創っていく。
「少子高齢化や人口減少を不安とプレッシャーで迎えるのでなく、ほんまもんの共生社会を創っていきましょう」という呼びかけに深くうなづきながら大きく拍手してしまいました。
Zoom だけどね(笑)
とてもよい学びでした。
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徳丸憲弘 (金曜日, 04 3月 2022 17:09)
障害者も健全者も、平等で安全に暮らせる町作りをしないといけませんね。