6月30日 臼杵市議会6月定例会が閉会しました。
令和5年度臼杵市一般会計補正予算として6億5115万9000円を追加。
歳入歳出予算総額は231億5439万4000円となりました。
歳入の主な一つは「デジタル田園都市国家構想推進交付金」。
この予算を使って、市役所の窓口キャッシュレスやオンライン窓口の構築、他にコミュニティバスやスク-ルバスの、運行や位置情報を知らせる公共交通ロケーションシステムが構築されます。
物価高騰対策分としては、
- 第7弾プレミアム商品券事業…プレミアム率30%、10月初旬予定。
- エネルギー価格高騰対策支援金事業…中小事業者への支援として、令和5年2月〜7月におけるエネルギー経費の10% (上限60万円)を支援する。
- 学校給食事業支援金…物価高騰の影響による食材費の価格上昇見込み分に係る経費を補助する。
- などとなっています。
また、閉会日に、臼杵市議会において設置した「旧県立野津高校跡地利活用事業に関する調査委員会」の調査が終了し、市長に対して提言書が提出されました。
臼杵市議会6月定例会で議決された議案の一部を紹介します。
31号「臼杵市国民健康保険条例の一部を改正する条例」
- 出産育児一時金の額を「40万8千円」から「48万8千円」に改めました。
※令和5年4月1日から施行
39号「他の普通地方公共団体の公の施設の利用に関する協議について」
- 大分都市広域圏における「公共施設の相互利用」が進んでいますが、その一つとして6月に、豊後大野市にある「三重全天候型運動場」の臼杵市民の利用について豊後大野市と協議し相互利用に係る協定の変更が提出されました。
(利用料金の設定や施設管理は設置自治体が行います)
※大分都市広域圏とは…
平成28年に7市1町で連携協約を締結した広域的な施策の取り組み。
人口減少が今後も見込まれるなか、各市町が単独では解決できない課題を広域で協議・検討することで安心で快適な暮らしの継続をめざすためのものです。
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